診療のご案内

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ先進医療について

多焦点眼内レンズは、遠くと近くが見える遠近両用眼内レンズです。2008年7月に先進医療として承認されました。
今まで、白内障において濁った水晶体を超音波乳化吸引装置で摘出し、その代わりに挿入する眼内レンズは、単焦点眼内レンズでした。すなわち、1点にピントが合う眼内レンズです。したがって術後ほとんどの場合、眼鏡が必要となります。
一方、多焦点眼内レンズでは遠近にピントが合うため、眼鏡に依存しない日常生活が可能となり、老眼年齢の方にはQOL(quality of life)の向上が期待されます。
現在当科では先進医療に申請する準備をしております。詳しくは担当医にご相談ください。

実際の見え方

単焦点眼内レンズを入れた場合は図のように遠くの景色は見えますが、目の前にあるバスの時刻表は読めません。
一方、多焦点眼内レンズを入れた場合は遠くの景色も見え、かつバスの時刻表も読めます。
このように、すべての距離が見えるわけではありませんが、遠くと近くが見えることで日常生活は非常に楽になります。